フェアトレードのグローバルなネットワーク
フェアトレードは、途上国の農家・労働者と世界中の消費者や企業を結びつけ、より良い貿易を実現するためのグローバルなシステムです。
フェアトレードのシステムは以下の組織で成り立っています。
- 3つの生産者ネットワーク団体
- 25の各国フェアトレード機関とマーケティング機関
- フェアトレード・インターナショナル
- FLOCERT (独立認証機関)


Fairtrade International (FI): 国際フェアトレードラベル機構
フェアトレード・インターナショナルは 総会 ( General Assembly) と理事会( Board of Directors) で構成されているほか、たくさんの パートナーと共に活動しています。
National Fairtrade Organisations (NFO): 各国フェアトレード機関
各マーケットにおいて、国際フェアトレード認証ラベルのライセンスおよび普及活動、ビジネス支援を行っています。各団体のウェブサイトへは、画面右上の地球アイコンよりアクセスいただけます。
Fairtrade Producer Networks (PN): フェアトレード生産者ネットワーク団体
- フェアトレード・アフリカ(アフリカおよび中東地域)正式名称:Fairtrade Africa
- NAPP (アジアおよび太平洋地域) 正式名称:Network of Asia and Pacific Producers
- CLAC (中南米およびカリブ海地域) 正式名称:Coordinadora Latinoamericana y del Caribe de pequeños y pequeñas productores y productoras y trabajadores y trabajadoras de comercio justo
FLOCERT: 独立認証機関
FLOCERTは、製品認証機関として品質マネジメントを徹底させ、認証プロセスの透明性、客観性、公平性を高めることを目的とした、フェアトレードの独立認証機関です。2007年10月ドイツにて、ISO17065(製品認証機関に対する一般的要求事項)の認定を取得しました。 FLOCERTから認証を受けた組織が国際フェアトレード基準を遵守した生産および売買を行ってはじめて、最終製品に国際フェアトレード認証ラベルを貼付することが許可されます。
グローバル戦略
フェアトレードは、社会・環境正義が持続可能性の中心にあるという前提に基づくグローバルな戦略を展開しています。
2021年から2025年までの戦略は、変革を求める外部および内部からのグローバルな要因により形成されています。気候変動、不平等、市場状況、社会正義への高まる要求、2020年に世界を襲ったパンデミックなど、すべてが強く変化を求めていました。
フェアトレードのグローバル戦略の詳細は、フェアトレード・インターナショナルのウェブサイトをご覧ください。