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製品に国際フェアトレード認証ラベルを貼るためのライセンスを取得する

世界で最も広く認知されているエシカルラベルを製品に表示しませんか?それは「国際フェアトレード認証ラベル」です。あなたの販売する製品が、生産者が数々の苦労を経て収穫した農作物に適正な価格を支払い、生産者の生活を支えている製品であることを、マークで分かりやすく顧客に伝えるために、フェアトレードのライセンシーになる必要があります。

ライセンスとは何か?

フェアトレードのライセンシーになるということは、国際フェアトレード認証を受けた事業者間のサプライチェーンを経て調達した製品に、国際フェアトレード認証ラベル(FAIRTRADE Mark)を使用する権利を得るため、国際フェアトレード認証ラベル使用規定(Fairtrade Mark Use Guidelines)に遵守し、管轄地域のフェアトレード機関と契約を結ぶことを意味します。

ライセンスの対象物である国際フェアトレード認証ラベルは、フェアトレード・インターナショナルの独占的所有物であり 、世界知的所有権機関World Intellectual Property Organization - WIPOに登録された国際的な登録商標です(国際商標登録番号:第0806431号)。 フェアトレード・ジャパンは、ファトレード・インターナショナルよりライセンス許可を得た日本における認証ラベルの専用使用権者であり、ライセンスを許可することのできる 唯一の法人です。

ライセンシーの対象者

以下の条件を満たす事業者は、フェアトレードのライセンシーになることができます。

  • 取り扱い産品が、国際フェアトレード基準(Fairtrade Standard)の対象産品となっている
  • 製品に使用している原料を国際フェアトレード認証を持つ事業者のサプライチェーンから調達しており、生産から加工、輸出、輸入、卸、完成品の製造に至るまでに、原料または製品の所有権を持つ全ての事業者が国際フェアトレード認証を受けている

製品の認証プロセス

ライセンシーになったら、製品に認証ラベルを貼付して国際フェアトレード認証製品として販売するために、製品ごとに登録を行い、ライセンス機関による承認を得る必要があります。製品への国際フェアトレード認証ラベルの使用には、ライセンス料を支払う必要があります。

  • ライセンシーは、製品の製造販売を開始する前に、製品の概要、サプライチェーン情報、レシピ(原材料の配合比)、製品パッケージデータをフェアトレードのシステムに登録することで、製品申請を行います。
  • フェアトレード・ジャパンは、登録内容が国際フェアトレード基準を遵守したものであるかを審査します。
  • 審査を通過すると、製品の製造を開始し、パッケージに国際フェアトレード認証ラベルを使用することができます。
  • 販売開始後は、四半期ごとに販売量および販売金額をフェアトレードのシステムで報告します。
  • 報告に基づき、ライセンス料の請求書が発行されます。
  • 定期的に監査で国際フェアトレード基準に遵守した取引が行われているか確認されます。

製品の基準

  • パッケージ表示義務

  • 原料が1種類の場合

  • 原料を2種類以上使用する場合

  • 国際フェアトレード原料調達制度

ライセンスの申請先

日本国内に所在する企業は、フェアトレード・ジャパン(FLJ)へ申請してください。ただし、海外に本社または関連事業所がある場合は、その国の機関の管轄となる場合があります。

フェアトレードでは世界30カ国を管轄するフェアトレード機関(NFO)とフェアトレード・マーケティング機関(FMO)があります。ライセンシーの申請は、所在地のフェアトレード機関を通じて行います。所在地にフェアトレード機関がない場合は、フェアトレード・インターナショナルに申請します。

ライセンス料を確認する

ライセンス料は管轄のフェアトレード機関により異なります。フェアトレード・ジャパンの料金についての詳細は R-02 料金規程をご参照ください。

※上記ライセンス料のほかに、初回の認証料と年間ライセンス認証料が発生します。

Next steps

世界で最も認知されているエシカルラベルを製品に貼って販売するための準備ができましたか?

フェアトレード・ジャパンへライセンスを申請する場合は、申請手順のページへお進みください。