フェアトレードにおける事業者の役割（輸入・卸・製造及びライセンス）と、取り扱う産品（製品）の区分をご確認ください。

役割表産品区分表

日本国内で活動する輸入、製造、卸組織は、条件によって「FLOCERT認証管轄組織」と「FLJ（フェアトレード・ジャパン）認証管轄組織」とに分類されます。

生産者組織、海外での加工・製造組織、海外へ認証原料を輸出する組織、生産者から原料を直接購入する組織は、原則としてFLOCERT認証管轄組織となり、FLOCERTと認証契約を締結する必要があります。申請の詳細に関しては、FLOCERTのウェブサイトをご参照下さい。なお、事業規模により認証管轄組織が異なりますので、FLOCERTへ申請前にフェアトレード・ジャパンにご相談下さい。

日本国内で輸入・卸・製造を行う組織およびライセンシーは、FLJ認証管轄組織となり、フェアトレード・ジャパンと認証契約やライセンス契約を締結します。当ページの案内をご覧ください。

フェアトレード・ジャパンへ申請する場合の手順については、当ページ下部の流れをご覧ください。

※料金についての詳細は R-02 料金規程をご参照ください。

トレーダー認証料金表

ライセンス認証料金表

フェアトレード・ジャパンへ以下の申請書類をメールにてご提出下さい。送付先は申請書（様式A）をご参照ください。書類受領後、審査をします（１週間程度）。

申請書類

• 「様式A：国際フェアトレード認証申請書」
• 法人の登記簿謄本（スキャンデータ可）※6カ月以内に発行されたもの
• 事業概要がわかる書類（会社案内、パンフレット、活動報告書など）
• 会社全体の年間総売上高が確認できる書類
• 「様式K：認証に関する内容確認書」（署名の上、スキャンデータを送付）

審査を通過すると、認証契約書または/およびライセンス契約書が送付されます。内容を社内で確認頂き、契約内容が双方にて合意されると、初回認証料のご請求が送付されます。初回認証料の振込確認後、両組織代表者による契約への署名を行います（原則として電子署名）。契約締結後、仮認証書とID番号（FLO-ID）が発行されます。

仮認証取得後、トレーダーは認証原料を購入し、輸入・製造・卸の業務を開始できます。業務開始前に、国際フェアトレード基準をよく理解して頂くことが大切です。

ライセンシーは、フェアトレードの世界共通プラットフォームFAIRTRADE CONNECTを使用して、製品情報を登録し、サプライチェーン情報やパッケージのアートワーク(デザイン)を申請します。フェアトレード・ジャパンで審査及び承認後、製品の製造販売を開始できます。

生産者から直接原料を購入する輸入組織（プレミアム・ペイヤー）は、四半期または年ごとに、生産者との取引内容に関する輸入報告を行います。

ライセンシーは、四半期または年ごとに、製品の販売量および金額に関する販売報告をFAIRTRADE CONNECTより提出し、ライセンス料を支払います。

認証事業者（輸入・卸・製造）は契約締結日より6か月以内に初回監査が実施されます。単独ライセンシーおよび小規模ライセンシーは9か月以内に初回監査が実施されます。監査にて、国際フェアトレード基準を遵守して取引されていることが確認されると、正式な認証書が発行されます。以降、定期的に監査が実施され、国際フェアトレード基準への遵守が確認されると認証が更新されます。