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フェアトレードハーブ・スパイス

ペッパーやジンジャー、バニラにシナモンと、ハーブとスパイスは料理の美味しさを格段と上げてくれる調味料です。 私たちの生活で日常的に使われるハーブとスパイスですが、これを栽培する多くの人々にとって、欠かすことのできない大切なものが欠如しています。 それはフェアネス、公平・公正な取引です。

ハーブ・スパイス産業の現状

ハーブとスパイスは、料理や薬用として、古来より重宝されてきました。ハーブとスパイスを生産する農家は多くいる一方で、貿易と市場流通を担う企業の数は決して多くはありません。そうなると起きるのが、貿易の上での力の不均衡です。

ハーブとスパイスの生産は労働集約型で、生産者にとって大変な手間のかかるものが多くあります。例えば、バニラは花の寿命が短い中で、自然受粉ができないため、自然の生態系の外で、人工受粉させなければなりません。また、サフランは、花のつぼみの中にあるおしべだけを丁寧に収穫する必要があります。

市場で高値で取引されるハーブやスパイスの栽培は、大変デリケートな作業であることが多いにも関わらず、生産者の労働に対する苦労は、適正な収入としてしっかりと評価されることは少ないのです。

ハーブ・スパイス産業の課題

ハーブとスパイスは、生産者に渡る価格が低い問題のほか、いくつかの課題を抱えています。

  • 価格変動

極端に異常天候パターンや、生産地域の政情不安により、価格が変動し、小規模農家やプランテーション労働者は収入が得にくくなっています。

  • 交通網の欠如

多くの生産者は遠隔地で労働しており、交通や通信の便が良くありません。そのため生産コストが上昇し、市場へのアクセスや市場に関する情報の入手が妨げられ、限られた取引業者に委ねざるを得ない状況にあります。

フェアトレードの取り組み

  • フェアトレード最低価格:

バニラやルイボスなど、国際フェアトレード認証産品のハーブとスパイスの多くには、フェアトレード最低価格が設定されています。最低価格を定めることは、持続可能な生産に必要なコストをまかなうことができる収入を得ることが目的で、市場価格が下落した際のセーフティーネットとして機能します。

  • フェアトレード・プレミアム:

販売価格に上乗せして生産者組合へ支払われるフェアトレード・プレミアムは、農家が話し合いのもと、民主的に使途を決定します。例えば、医療サービスやコミュニティ・プロジェクトの拡充、農家の生産性を上げるための投資として活用されます。

  • 安定性:

フェアトレードでは、健康と安全が確保された労働条件の支援、収穫前の少額融資へのアクセスなどを行っています。

※注記:スパイス・ハーブの中には、フェアトレード最低価格が設定されていない産品もあります。これらの産品をフェアトレード条件下で購入するトレーダーは、生産者に対して商業価格に15%のプレミアムを上乗せして支払う規定となっています。

バニラ農家の価値を高め、生産性の向上を目指す

The Prosperity for vanilla farmers project マダガスカルは、世界のバニラ市場において重要な役割を担っており、世界のバニラ供給量の60%以上を生産しています。マダガスカルのバニラ農家のほとんどは、バニラを唯一の収入源とする小規模農家です。 バニラ農家繁栄プロジェクト(The Prosperity for vanilla farmers project)では、生産性に関する課題や付加価値の創出に焦点を当てることで、バニラ協同組合の事業を発展させることを目指しています。 このプロジェクトによって長期的に、バニラ農家の持続可能な生活を確保し、リスクに対する対応力を強化することが期待されています。 このプロジェクトでは、約300人の農家とその家族が受益者となっています。

Worker at Enimiro cooperative, Uganda, laying out vanilla to dry.
日本で買える国際フェアトレード認証スパイス製品のご紹介

Fairtrade Spices

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