フェアトレードとは？
フェアトレードは単なるラベルではありません。 公正で持続可能な、私たちと地球の今を、そして未来を守る選択です。 一緒にフェアトレードの旅を始めませんか？
コーヒーや紅茶、バナナやチョコレート。日常を彩るたくさんの食べ物が世界の国々から私たちの手に届けられています。それらを生産している国、人々のことを考えてみたことはありますか？
日本では途上国で生産された日用品や食料品が、驚くほど安い価格で販売されていることがあります。一方生産国ではその安さを生み出すため、正当な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊されたり、生産する人の健康に害を及ぼしたりといった事態が起こっています。
生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
私たちの活動
私たちフェアトレードは、30年以上にわたり、貿易のあり方に影響を与え続けてきました。公正な貿易の実現を目指す世界的な運動のリーダーとして、企業や政府と連携し、一方でそうした組織に課題を提起してきました。そして、農家と労働者、彼らの産品を購入する人々を結びつける役割も果たしています。フェアトレードは、公正な貿易のしくみを実現するための世界的な運動のリーダーとして、企業や政府に対する支援及び政策提言を実施し、農家・労働者と消費者を結びつけています
フェアトレードの明確な基準を設定し、それを守った製品にラベルを貼付して分かりやすく伝え、フェアトレードを広めていこう、として誕生したのが、フェアトレード・ラベル運動の始まりです。
国際フェアトレード認証ラベル (FAIRTRADE Mark)は、製品の原料が生産されてから、輸出入、加工、製造工程を経て「国際フェアトレード認証製品」として完成品となるまでの各工程で、フェアトレード・インターナショナル（国際フェアトレードラベル機構）が定めた「国際フェアトレード基準」が守られている事を証明しています。
国際フェアトレード認証ラベルは、原料の生産から製品が完成するまでの各工程において、農家・労働者、輸出入、加工、製造を行う事業者が、独立機関による定期的な監査と認証を受けています。生産者への適正な価格の支払い、労働環境保護、農薬使用規制等の国際フェアトレード基準をクリアした製品には、認証ラベルを付けることができます。
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国際フェアトレード認証ラベルとは？
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どんな方法でフェアトレードに参加できますか？
なぜフェアトレード？
フェアトレードを選ぶことは次のことにつながります： - 適正価格の取引と労働環境の保護で生産者の暮らしを支える - 環境に優しい生産により自然環境の保護につながる - 立場の弱い農家・労働者の声を強く届ける - ジェンダー平等と若者のより良い未来を実現する - その他、持続可能な生産とフェアな未来の実現につながる
フェアトレードのメリット
フェアトレード・インターナショナルについて
フェアトレード・インターナショナル(法人正式名称：国際フェアトレードラベル機構)は、公正な貿易を実現するため、世界25カ国・地域で活動する地方機関と、３地域の生産者ネットワーク団体で構成するマルチステークホルダー組織です。国際フェアトレード基準の設定、フェアトレードの普及と製品市場の開拓、生産者支援プログラム、アドボカシー活動などを行っています。
フェアトレード・ジャパンについて
フェアトレード・ジャパン（法人正式名称：特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン）は、フェアトレード・インターナショナルの構成メンバーとして、日本国内における、国際フェアトレード認証ラベルのライセンス事業、認証事業、フェアトレードの普及啓発活動を主に行っています。